2013年4月28日(土)、早稲田大学で2013年度JAFCOFキックオフ会議が開催されました。
会議前半は、2012年度の活動報告と、2013年度の調査計画などが各メンバーより提案されました。後半には、2本の研究報告が行われ、活発な議論が交わされました。
まさに「キックオフ」という名にふさわしい、すばらしいスタートをきることができたと思います。参加者のみなさま、お疲れさまでした。
ここで番外編ですが、JAFCOFは全国各地の大学に所属する研究者から構成されているため、会議などの際には各地域のお土産が並びます。
お土産の中には、炭鉱にちなんだものも。
各(旧)産炭地では、炭鉱にちなんだお菓子を製造・販売していることが多く、調査で各地を訪れる際は、それらのお菓子を探すのが楽しみの一つでもあります。
今後、本ブログにおいてもご紹介していきます。
(早稲田大学 須藤)
当研究会は、6/1(金)より三日間にわたって釧路調査を行いました。
釧路市立城山小学校内の「太平洋炭礦資料室」には膨大な資料が収められていますが、どれも大変貴重な資料ばかりです。今年度より、これらの資料を活用させていただきながら、太平洋炭砿の分析を具体的に進めていく予定です。
資料室訪問の様子が、6/3(日)付の釧路新聞に取り上げられました。
(早稲田大学 須藤)
当研究会がお世話になっております、釧路市立博物館の取り組みをご紹介いたします。
釧路市立博物館は、平成22年度より「ヤマの話を聞く会」を実施し、これまで2冊の記録集を刊行していらっしゃいます。
釧路の太平洋炭砿や雄別炭砿における炭鉱経験者、また太平洋炭砿の主婦会の方々へのたいへん丁寧な聞き取りにより、当時の様子が記録集の中で鮮明によみがえっています。
2012年3月に刊行されたばかりの「ヤマの話を聞く会」記録集(2)には、「聞く会」の一部に参与しました、JAFCOFメンバーの寄稿が掲載されております。
釧路市立博物館 「ヤマの話を聞く会」記録集(2)
【寄稿】
「太平洋炭鉱主婦会の歴史から学ぶ」 西城戸誠(法政大学人間環境学部准教授)
記録集の残部が少なくなっているようですが、ご関心のある方はぜひお手にとってご覧いただければ幸いです。(なお、「ヤマの話を聞く会」記録集はすでに配布を終了しております。)
釧路市立博物館 「ヤマの話を聞く会」記録集(2)
http://www.city.kushiro.hokkaido.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1330482863676&SiteID=0000000000000
(早稲田大学 須藤)